第51話銀のスプーンを口に入れて生まれた

シャーロットの指揮のもと、研究チームは行く手を阻んでいた障害を次々と打ち破り、目に見える成果を積み上げていった。

「やった! 本当にやったぞ!」

「シャーロット、さすがだ! プロだよ!」

「シャーロット、これから先のプロジェクトもこの調子でうまくいくといいな」

トニーはもともとシャーロットを高く評価していた。彼女が舵を取ってからというもの、実験は目に見えて加速した。フランクに彼女を紹介した自分の判断は、人生でいちばん正しかったとさえ思う。

そのときトニーが言った。

「シャーロット、この段階はここまでにしよう。昼食の時間だ。食堂まで案内しようか?」

シャーロットがうなずきかけた瞬間、...

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